FOOTBALL TODAY KANAZAWA

越えられなかった高い山。徹底しきれなかった狙い【第36節・秋田戦レビュー】

 

廣井が語った立ち上がりの難しさ

 

90分を回ったあと、アディショナルタイムにロングスローやコーナーキックからの二次攻撃が何度かあったが、クロスがことごとく手前の選手に跳ね返された。奥羽山脈のようにそびえる秋田のセンターバック、フォワード、ボランチ勢が立ちはだかった。そこを越えれば作田裕次も廣井友信がもも瀬沼優司も杉浦恭平も待っていたが、そこまで届くことはなかった。このラスト数分がこの試合を象徴しているように感じられた。

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