「家に帰るまでが遠足です」【第42節・京都戦プレビュー】
山形との共通項もある京都。選手・監督が感じる違いは?
「家に帰って、おうちの人に元気な顔を見せるまでが遠足です」
使い古された言い回しかもしれないが、いまになって子どもの頃に聞いた学校の先生の言葉がしみじみと思い起こされる。
まだ何も決まっていない。
金沢にとって2021シーズン最終戦はJ1昇格を決めた京都とアウェイで対戦する。他会場の条件も含めて残留に向けて課された条件は決して簡単ではない。大宮も相模原も岩手も熊本も勝点3を手にする可能性は十分ある。客観的に見れば金沢が京都に勝つ確率よりも高いかもしれない。そんななかで、状況によっては勝点1ではなく3が必要になるという、かなりハードなミッションが課されている。
最後まで気を抜かずに、まずは自力で決めることに全力を尽くす。金沢にいい報告を持って帰るまでが2021シーズンだ。
(残り 1950文字/全文: 2347文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ