FOOTBALL TODAY KANAZAWA

ミス以外に気になったこと【第16節・仙台戦レビュー】

今日は非公開、明日はオフなので仙台戦を振り返っての取材ができない。ということで、仙台戦の感想になるが、力通りの結果になったという感は否めない。

 

戦前、柳下正明監督は「より激しくやらないと好きなようにやられる可能性はある」と話していた。好きなようにやられた時間帯はそれほど多くなかったが、金沢のほうがチームとして戦えていなかった印象がある。監督や選手はミスの多さを敗因に挙げていたが、ロストが多いのは、しばらくは我慢するしかないのかもしれない。調子の悪い選手を代えながらローテーションしていければいいし、それが健全なチームなのだが、現状ではそれが十分できない。柳下監督はサイドバックやサイドハーフでそれを行っているようにも見えるが、なかなかうまくいっていない。

 

その他にも守備での距離が遠かったり、簡単にサイドを変えられたり、球際で負けたり、後ろに余りすぎていたりと、どこか仙台を恐れながらのプレーも多かった。J1クラスの相手にがむしゃらに立ち向かっている感じはあまりしなかった。そして気になったのはミスからの4失点ではなく、それ以外の攻撃の部分だった。

(残り 1350文字/全文: 1836文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ