サイドバックえぐい【第18節・東京ヴェルディ戦レビュー】
去年のアウェイ町田戦のように、年に1回できるかどうかの勝利だった。打たれたシュートは19本。これほど打たれて、3−1までスコアが開くのも珍しい。柳下体制初年度には千葉に20本のシュートを打たれながら勝利したり(2017年第12節・2−1)、横浜FCに21本打たれて勝ったこともあった(2017年第21節・3−2)が、いずれも接戦。こんなにうまくいくことは滅多にない。勝ったという事実よりも、課題に目を向けたほうがいいような勝利だった。
とにかくまったくボールを奪えなかった。試合の序盤は、前はいくけど後ろは深い。コンパクトにできず、個々の距離も遠くなり、前線と後ろの広大なスペースを使われ、自由にボールを動かされた、ように見えた。ただ、柳下正明監督に聞いてみると、それほど単純な話でもなかったようだ。
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