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クラ選に臨む金沢U-18はこんなチーム。Supported by松浦キャプテンによる「選手一覧」もあるよ【無料記事】

24日から始まるクラ選に昨年に引き続き出場する金沢U-18。今年は大雪による影響でなかなか思うようなトレーニングができず、ほぼぶっつけ本番でシーズンに入る難しいスタート。それ以降もたびたび負傷・離脱者が出るなど、なかなか思い通りにいかないシーズンではあるが、北信越優勝という形でクラ選の切符はしっかりと掴んだ。

 

昨年の大会ではクラブ初となる勝点を奪いグループ突破の可能性を残していたものの、コロナの影響で途中で去らざるをえなくなり不完全燃焼に終わった。今年はその悔しさを晴らすべく、大会初勝利と昨年を上回る成績を目指す。

 

金沢U-18対戦日程(Eグループ)

KO 対戦相手 予選成績 リーグ戦成績
7/24 8:45 川崎U-18 関東3 プレミアイースト1位
7/25 8:45 大分U-18 九州2
プリンス九州5位
7/27 8:45 千葉U-18 関東11 千葉県1部9位

初日は去年プリンスリーグ関東で圧倒的な強さを見せ、今年もプレミアリーグイーストでいきなり首位を快走する川崎U-18との対戦。その後も、すでにJ2に出場し先日トップ昇格が発表された保田堅心擁する大分U-18、同じくJ2出場経験のある矢口駿太郎や天皇杯の金沢戦にも出場した新明龍太らが所属する千葉U-18と続く。

 

今年の金沢はどちらかと言えば攻撃型。プリンスリーグ北信越でも12試合を終えて21得点はリーグ2位で、逆に18失点はワースト2位(各チーム消化試合数に差はある)。ストライカーの中川豪、アタッカーの柳村龍慎や平川稜、中盤の松浦魅空ら、前のほうには昨年から試合に出ている選手が揃っており、伊勢野華立のドリブル、鶴谷圭吾の足元のうまさなど、攻撃陣には「これ」という武器をもった選手も目立つ。

 

守備面では直近のプリンス2試合で完封勝利を収めるなど、改善が見られる様子。3節前には苦しい戦いのなか、2点のビハインドから後半に追いつくという粘り強さも見せている。その日本文理戦ではビルドアップがなかなかうまくいかなかったが、次の星稜戦ではやり方を変え、格段にビルドアップがスムーズになるなど、チームとしての幅も広がっているように見えた。

 

試合はすべて無料で生配信される予定(見逃し配信は有料の模様)。キャプテンの松浦にチームメイトのプレースタイルを語ってもらい、簡単な選手一覧を作成したので応援の際の参考にしてください(松浦自身の特徴は副キャプテンのひとり平川が担当)。

 

ツエーゲン金沢登録メンバー(出場、得点、アシストはプリンスリーグ北信越12試合の記録)

背番号 ポジション 名前 学年 特徴 出場 得点 アシスト
1 GK 浦 理貴弥 3 際どいミドルシュートも最後のひと伸びでセービング。最近は落ち着きが出てポゼッションも上達 10 0 0
2 DF 上多 快生 3 足が速いので相手が裏に蹴ってきても追い付ける選手。ヘディングの競り合いでも頑張れるセンターバック 11 0 0
3 DF 岡本 翼 3 遠くを見ながらパスをどこに出すかを正確に判断できる。ポゼッションの鍵であり、攻撃のスタートとなる選手 12 0 0
4 DF 村田 健人 3 周りを見てロングパスを出したり逆サイドに展開。チームが前からプレスをかけたときも必ず相手を見つけて競ってくれる 12 0 1
5 DF 山下 莉人 3 クロスがとてもうまい。はめられてしまったときには、サイドの裏に出るパスで打開! 10 2 2
6 MF 北 啓佑 3 ヘディングで競り勝つ部分やパスの精度など、最近、成長が目立つサイドバック 12 0 1
7 MF 伊勢野 華立 3 1対1のドリブルが得意で、ボールを失うことなく運んでいけるところが持ち味 12 1 3
8 MF 松浦 魅空 3 テクニックがあるので周りと繋がることができる選手。試合では大きな声でチームを鼓舞するなどチームを盛り上げる存在 9 3 1
9 FW 中川 豪 3 ポストプレーが得意な選手で、パスが入っても失わない。シュートの決定力も高い 10 5 0
10 MF 柳村 龍慎 3 ボールが入ったときに周りを見ながらプレーができる。パスもドリブルもできる状況をつくり出せるため、チームにとって不可欠な存在 10 3 5
11 MF 平川 稜 3 左利きで体のサイズも大きい。相手に読まれにくいドリブル、失わないドリブルをする選手 10 6 3
13 MF 宮前 享真 3 得意のドリブルでチャンスをつくるだけでなく、コーナーからのヘディングでも得点力が高い 4 0 0
14 MF 高橋 祐翔 2 中盤の底でプレーする2年生。パスの精度が高いうえに、ヘディングも強い選手 10 0 0
15 DF 辰巳 航 2 最近ディフェンスから左サイドハーフに転向。ドリブルもうまくて決定力が半端ない 7 0 0
16 FW 鶴谷 圭吾 3 キープ力が高いので、味方が疲れているときなどには時間をつくってくれる貴重な存在 7 1 0
17 MF 森久 拓海 3 周りを見ながら、いろんなところにパスを出せる。鶴谷同様、時間をつくってくれる選手 0 0 0
18 FW 吉村 征也 1 1年生だが身長が高くてポストプレーやヘディングがうまい。裏に抜けることもできるので、安心してパスを供給できる 6 0 0
19 FW 薬師 拓翔 2 ボールが入ったときのターンがうまくて、このチームにはあまりいないタイプのフォワード。彼のターンから周りが前に出ていける 0 0 0
20 MF 大野 翔太朗 1 左利きのサイドハーフ。カットインしてからが強みで、前を向いてパスもドリブルもできる選手 0 0 0
21 GK 日浅 偉吹 2 1対1のセーブがとてもうまい選手。最近はポゼッションにも磨きがかかっている 2 0 0
22 DF 西出 琥珀 3 1対1のディフェンスの局面に圧倒的な強さを発揮するサイドバック 0 0 0
23 MF 田中 智大 2 チームで(おそらく)一番足が速い選手。ドリブルでの突破力もあるので、周りの選手は自然と中に入って勝負できる 2 0 0
24 MF 加藤 煌晴 2 サイドから縦にも中にもいける選手。下を向くことなく、状況を見てドリブルができる 2 0 0
25 MF 中原 啓佑 2 身長が高くてヘディングでもほとんど負けない。ポゼッションの能力も高い選手 5 0 0
26 FW 井上 龍昇 2 前線のドリブラー。失わずにキープしてくれるのでボールが入ったときは周りが動き出せる 6 0 0
27 DF 中道 築 2 もともとはサイドバックで最近は中盤でもプレーしている。相手を見ながらポジションをとれる選手 0 0 0
28 DF 長田 琉太 1 ポゼッションができて、守備もうまくてヘディングも強い。期待の1年生センターバック 0 0 0
29 MF 谷水 優 1 相手の位置を見ながら、どこに出せばいいかをうまく判断してプレー。相手にいたら嫌なタイプのボランチ 0 0 0
30 MF 相川 朋輝 1 ボールをもって積極的に仕掛けるドリブラー。1対1で剥がすだけでなく周りを見ながらドリグルができる 5 0 0
31 GK 吉岡 賢太郎 2 身長が高いので「これは触れないのでは」というハイボールにもチャレンジできる 0 0 0

 

最後に全員分の写真を載せようと思ったが、途中で誰が誰だかわからなくなったので、とりあえずたくさん載せておきます。うしろの方は未登録の選手だと思いますが、みんな頑張れ!

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