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【福島】1月18日服部年宏監督就任記者会見全文後編「強化で培ったマネジメントの部分を現場の指導に出していきたい」

福島は1月18日、福島市内で服部年宏監督就任記者会見を行った。会見全文の後編では、さらに監督の指導スタイルに迫る質疑応答が行われた。質疑応答の続き(一部無料公開)と、会見後の囲み取材、そして取材を通しての服部監督の印象についてまとめた。

――J3では名波浩監督率いる松本山雅FCとの対戦や、いわきFCとの福島ダービーがあります。そうした対戦についてどうお考えですか。

松本との試合は名波監督がいるということで、過去に一緒に仕事をずっとしていましたので、個人的には非常に楽しみです。周りからもそう思っていただけるのは嬉しいですし、それによって注目されサポーターの方がたくさん入ってくれるのは非常に良いことだと思いますし、たくさん入ってくれることを願っています。

いわきFCですが、同県でのダービーということで、今まで福島県では(リーグ戦では)無かったダービーが開催できるというのは非常に良いことだと思います。選手たち、チームスタッフ含めて負けたくないという気持ちをしっかりと出して戦うことが大事です。これが今回だけでなくて、永遠に続くと良いなと思います。やはり歴史が大事になってくるので、今年1回、2回やっただけでなくて、今後10年、20年ダービーが続くということになれば一番良いと思います。

――静岡にいらっしゃいましたが、静岡県はサッカーが盛んでJクラブも複数あって、サポーターの熱がすごいです。福島ダービーなどを通して、どうやって福島県のサッカーを盛り上げていきたいですか。

正直、福島県の文化的なものはまだ分かっていなくて、どのくらいサッカーに対してみなさんが興味があるのかまだ分からないのですが、これをきっかけに多くの方がサッカーに対して興味を持っていただけます。みなさんがメディアから発信していただくことによって多くの方が目にすることになります。ダービーって何だろう、というところから始まって、またいろんなことを調べて、サッカーに興味を持ってくれることが今後一番良いことなのではないかと思います。

――攻守にわたってアクションを起こすサッカーをやりたいとのことでしたが、福島は昨季時崎悠前監督の下、J3リーグ5位とクラブ最高順位を成し遂げました。ある程度昨季のサッカーを踏襲していきたいのでしょうか。

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