福島ユナマガ

福島・いわきが福島ダービー直前ZOOM会見を開催!福島からは鈴木勇人社長、キャプテンMF諸岡裕人、MF遊佐克美が出席!【冒頭挨拶部分無料公開】

福島ユナイテッドFC、いわきFCは5月2日、ZOOMによる福島ダービー直前記者会見を開催した。福島からは鈴木勇人代表取締役社長、キャプテンMF諸岡裕人、福島市出身MF遊佐克美が出席した。いわきからは大倉智代表取締役、キャプテンMF山下優人、副キャプテンDF嵯峨理久が出席した。ここでは冒頭挨拶部分(無料公開)と、ユナマガ小林から遊佐、両クラブ代表取締役への質問とその回答(有料公開)をお送りしたい。福島ダービーの試合前にぜひご覧いただきたい。

福島ユナイテッドFC鈴木勇人代表取締役社長(抜粋)

本題に入る前に、福島ユナイテッドFCの選手の新型コロナウイルス感染拡大によりみなさまにご心配おかけしておりますことをお詫び申し上げます。試合に向けてのエントリーの状況は問題なくJリーグの基準により確保されておりますので、5月4日の試合については開催という方向で進めさせていただきたく思っております。ご心配をおかけしましたが、選手は元気に活躍してくれるものと思っております。

さて、いわきFCとの福島ダービーでございますが、震災前われわれもアマチュアクラブでありました。福島県にはプロのサッカークラブは無理だ、と言われながら頑張って参りました。震災があって11年目でございますが、福島県に2チームのプロサッカークラブができました。福島県のみなさま、関係者のみなさまのご努力ご支援に対してお礼を申し上げたいと思います。

5月4日の試合、とうほう・みんなのスタジアムでございますが、おかげさまでナイター照明の設置が決定し、ピッチの張り替えも終わりました。諸室の改修も完了し、いよいよ舞台は整ったと思っています。

今、みなさまを迎えるべくホームゲームのイベント関係も盛りだくさんの催しを用意させていただいておりますし、試合の途中ではございますが、ハーフタイムに照明の点灯式を予定していただいているところでございます。

ぜひとも福島県を代表する2クラブが全力でぶつかる姿をスタジアムに足を運んでいただいて見ていただければありがたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

いわきFC大倉智代表取締役(抜粋)

過去僕らは7年目になるのですが、天皇杯(福島県予選)の決勝ではいつもユナイテッドさんとやらせてもらっているのですが、天皇杯は格上のチームとしては難しい試合だと思っていて、まさに今度の水曜日というのがある意味みんな同じステージでやれるということで、真のフットボールが展開されるんじゃないかと思って、今シーズンワクワクする一つの試合だと捉えています。

鈴木代表からもあったように、福島県のスポーツとかサッカーとかというのが、こういう試合をきっかけに多くのお客さまが集まって非日常の空間ができあがるというのはダービーならではだと思います。両チームの選手たちは全力で戦ってくれると思いますので、僕らは鈴木さんと含めて運営する側で協力しながら良いゲームができるようにしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

福島ユナイテッドFCキャプテンMF諸岡裕人(抜粋)

この度はダービーを行えるということで自分自身もすごく嬉しく思っています。順位も2位と3位の直接対決ということで、多くのお客さまに入ってもらって熱い試合をぜひ見ていたければと思っています。

福島はつい最近も地震がありましたし、そういった意味でも福島の方々を元気にできるような素晴らしい試合を、自分たちのホームでできることをすごく嬉しく思うので、自分たちとしては負けてはいけない相手に負けないように、勝点3を取れるように一生懸命頑張っていきたいと思います。

福島ユナイテッドFC MF遊佐克美(福島県福島市出身)(抜粋)

福島出身ということで小さい頃からここで育ち、とうほう・みんなのスタジアム、昔はあづま陸上競技場が、今はこんな歴史ある福島ダービーが行えるというのは、小さい時は夢にまでも想像すらできない世界が目の前にあって、まずいろんな方々に感謝したいですし、この歴史をつくってきていただいた方々、歩んでいただいた方々に感謝したいと思います。

天皇杯昨年負けたなどいろいろあると思いますが、このJリーグの舞台でいわきFCさんと福島ユナイテッドFCが歴史の一歩を踏み出すということで、私もインドでダービーというものを経験しましたが、ダービーはただの1試合ではない、プライドとプライド、大げさじゃなく命と命、人と人がピッチでぶつかり合って1個のボールを大の大人が追いかけ合って、魂がぶつかり合う舞台だと思っています。それが見に来てくださっている方々、テレビで見ている方々、そして福島の歴史をつないできた方々が見て、ワッと思うような魂と魂のぶつかり合いだと思っています。

それが必ず4日の試合でみんなにお見せできると思っていますので、歴史の一歩に福島ユナイテッドFC、いわきFCがいることを本当に嬉しく思っています。ありがとうございます。

いわきFCキャプテンMF山下優人(抜粋)

今回Jリーグという舞台で福島ダービーを行えることがすごく良いことだと思いますし、僕自身ダービーということもあり負けてはいけない一戦だと思っていますし、順位的にも2位と3位の戦いということもあり、上を目指すには落とせない一戦なので、熱い戦いを繰り広げたいと思います。よろしくお願いします。

いわきFC副キャプテンDF嵯峨理久(抜粋)

Jリーグという舞台で福島ダービーが行われることを本当に感謝していますし、たくさんの方々が関わっている中でこのような試合ができると思っていますので、まず僕はこの舞台で精一杯頑張り、アグレッシブにプレーし、そういうプレーをたくさんの方々に見ていただき、ダービー見に来て良かったな、とたくさんの方々に思っていただけるように精一杯プレーしようと思います。よろしくお願いします。

ユナマガ小林質問

(福島ユナイテッドFC遊佐選手に)福島市出身ということで、福島ダービーが行われる意義を改めてどう捉えていますか。

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