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互角の勝負もセットプレーでの失点で福島ダービー敗戦。しかし天皇杯に向けての収穫も…【第8節いわき戦レビュー・天皇杯福島県予選決勝いわき戦プレビュー】

2022明治安田生命J3リーグ第8節

福島ユナイテッドFC0-1(前半0-0/後半0-1)いわきFC
得点者
(いわき)79分有田稜

とうほう・みんなのスタジアムで行われたJリーグ初の福島ダービーは4,501人と、福島ユナイテッドFCホームゲーム史上最多の観客動員を記録し、興行的には大成功に終わった。これも両クラブのチーム、フロントスタッフが一体となっての集客活動や、福島県の新聞社・テレビ局などメディアの協力など、関わった全ての人の努力でなしえたものであろう。

ただ、福島としては今回勝利を得ることができず、ここ数年天皇杯福島県予選で勝利を得ているいわきの勝利に終わった。いわきのバラエティに富んだ攻撃陣と、DFラインの踏ん張りが勝利を呼び込んだ。

それでも福島は選手8名の新型コロナウイルス陽性判定という逆境を言い訳にせず、全力で互角の展開に持ち込んだ。これは評価できるものであり、5月8日天皇杯福島県予選決勝でのいわきとの対戦にも良い形でつなげられる可能性を残した。

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1.いわきを苦しめた福島のこれまでの積み上げ
2.使えなかった交代枠
3.天皇杯での再戦に向けての収穫は?

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