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服部年宏監督の大胆なポジション変更決断と、サイドチェンジの徹底が生んだ、福島ダービー第2ラウンド勝利【天皇杯福島県予選決勝いわき戦レビュー】

天皇杯福島県予選決勝

福島ユナイテッドFC1-0(前半1-0/後半0-0)いわきFC
得点者
(福島)29分長野星輝

ゴールデンウィークの連戦となったいわきFCとの福島ダービー。4日前のリーグ戦での敗戦の悔しさを晴らそうと臨んだ一戦に勝利し、6年ぶりに天皇杯への切符を勝ち取ることができた。

状況は厳しかった。4日前のリーグ戦から復帰できた選手はいなかった。さらには愛媛FC戦、リーグでのいわき戦で、ボランチとして大活躍を見せたMF粟野健翔は、同日同時刻に行われた天皇杯宮城県予選決勝で仙台大学の選手として出場することになった。計16人の選手で戦わざるをえなかった。

しかし、服部年宏監督は大胆なポジション変更を決断し、さらにはリーグ戦での対戦以上に、サイドチェンジを使った攻撃の形を徹底した。これが勝利を呼び込むことにつながった。

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1.大きかったポジション変更の効果
2.サイドチェンジの徹底でゴールを呼び込む
3.リーグ戦以上に高めた守備意識

(残り 2604文字/全文: 3028文字)

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