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開始9分で暗転の一戦、それでも勝利を諦めなかったことはプラス材料【第14節八戸戦レビュー】

2022明治安田生命J3リーグ第14節

ヴァンラーレ八戸FC1-0(前半0-0/後半1-0)福島ユナイテッドFC
得点者
(八戸)
89分佐藤碧

6月26日(日)14:00、青森県八戸市のプライフーズスタジアムで行われたヴァンラーレ八戸FCとの一戦。キャプテンMF諸岡裕人が出場停止となったが、FW樋口寛規が久々にスタメン出場を果たすなど、明るい材料も多いと思われた試合だったが、試合開始9分のDF堂鼻起暉の退場により、試合は一気に難しいものとなってしまった。

風下の前半は必死にブロックをつくって耐え、風上になった後半はある程度カウンター攻撃の形はつくれたのだが、暑さと前半早い時間帯から10人でプレーすることとなったことが災いし、疲労からのミスが多かった。結果的には終盤判断も鈍り、ミスから失点して敗戦を喫した。

30℃近い暑さの中、前半9分で退場者を出せば、勝つ可能性は数%くらいになってしまうのは自明であった。それでもありとあらゆる策を講じて、粘り強く最後まで諦めずに戦えたことは評価すべき試合だった。

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1.開始9分のレッドカードは妥当
2.前半を耐え、後半勝負にした理由
3.つらくても前を向かなければならない

(残り 3306文字/全文: 3816文字)

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