「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【読者Q&A】「失点の原因は、最終ラインが下がってしまったこと」 / Jリーグ第23節 清水エスパルス戦を振り返って(2013.8.29)

Q1. 前半早い時間に2点をリードするという、選手としてはメンタルのコントロールが難しい展開となり、若さが悪いほうに出てしまったのでは?
田中「選手たちが言うとおり序盤からバタバタした展開でした。1点目は開始11秒での先制点でしたし、2点目も6分という早い時間での追加点でした。この場面はCKからの得点でしたが、相手は前線に3枚も残していました。開始早々に失点したにもかかわらず、清水の監督には『試合を落ち着ける』という考えがまったくなかったようです。そうした相手の対応がバタバタした展開を助長した部分は大きかったと思いますが、柴崎選手の負傷がそれに油を注いでしまった感じでした。ただ、だからこそ1失点目を招いた遠藤選手の軽率なパスミスは避けて欲しかった。あそこでリスクの高いワンタッチパスをする必要はなかったはずです。さらにそのミスを岩政選手がカバーできませんでした。若さが悪い方に出てしまったというのは、まさにその通りだと思います」

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