「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】自分の力を出し始めた土居。まだ四分の一くらいしか出せていない梅鉢 / Jリーグ第26節 ジュビロ磐田戦(2013.9.24)

ーー練習から取り組んでいた、サイド(特に右サイド)からの崩しが形になっていたのでは? 完成度として何%くらいですか?
田中「これまでとは少し崩し方が違ってきましたよね。いままでは、SBからサイドに開いているSHに縦パスを入れてからがスイッチになっていた感じですが、いまはSHから中央にいるトップ下やFWに入ってからがスイッチになり、攻撃がより多彩になった印象です。以前の攻め方だと、サイドでの1対1か、もしくはサポートに来たボランチに預けた瞬間にSBがオーバーラップして前線に飛び出したところにスルーパスなど、限られた選択肢しかありませんでした。しかし、いまは土居選手もパスを受けて前を向いてくれるので、あちこちにパスコースの三角形ができています。ここに柴崎選手が加われるようになれば、さらに面白い攻めができるはずです。怪我をしてからの彼は、速攻に加わる走力くらいしか目立っていないので、もう少しこういう場面での攻撃センスを見せられるようになると、より強固な守備をもつ相手でも崩せるようになると思います。完成度ということではまだ70%くらいではないでしょうか」

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