「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】本田「浩二の問題というよりも、パスの出し手に対するプレッシャーが緩いのが問題」/ Jリーグ30節 川崎フロンターレ戦レビュー(2013.10.30)

――前節の大一番での負けを引きずる可能性のある、鹿島の立ち上がりの評価はいかがですか?
本田「立ち上がりは最悪だったよね。曽ヶ端のファインセーブに助けられただけで、あそこで失点していれば、まったく違う試合展開になった可能性もある。厳しいことを言うようだけど、例えば立ち上がりは積極的にプレスをかけて、前線からボールを奪う努力をするとか、主導権を取るためにやれるべきことがあると思うけど、なにもしなかった。なんとなく試合に入って、主導権を握られてしまった感じがある。主導権を握るのが難しいにしろ相手に握らせないための対策は必要だと思う。そういったなかで、相手のミスをしっかりと得点に繋げられたことは良かった。あれを良く決めてくれた。あの先制点で鹿島は落ち着くことができたし、相手を慌てさせることができた。鹿島が良かったというよりは、相手が崩れてくれたように見えた。

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