「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレイヤーズファイル】練習と試合で起きている逆転現象/梅鉢貴秀(2013.11.05)

 シーズン終盤に来て若手の躍進がめざましい。

 土居聖真に続き、伊東幸敏がチャンスを得ただけでなく、ピッチでも結果を残し始めた。季節は秋から冬に入ろうとしているなか、チームには新風が吹き込まれている。

 それというのも、チャンスを得たのは二人かもしれないが、その他の若手選手たちも成長を感じさせているからだ。セレーゾ監督が、目をかけて鍛えようとしているのが梅鉢貴秀だろう。途中出場が主な役目だが投入されるのは後半の重要な局面が多く、ときには相手のキーマンを潰すために2列目で守備のタスクを任されることもあった。しかし、梅鉢自身は、自分自身のパフォーマンスに不満を抱えていた。

「最近、あまり試合に出ても良くないんで。練習と全然違う感じがする」

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