「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】「これくらいでいいのか」の落とし穴 / Jリーグ第31節 湘南ベルマーレ戦(2013.11.213)

ーー前半に何度か崩される場面がありましたが、最後のところでは守れていたと見て良いでしょうか? 湘南は若さが良い方向に作用していましたか?
田中「湘南は本当によく走ってきました。お互いに蹴り合いみたいな形になったとき、[3-4-2-1]の布陣で中盤の人数が多い湘南の方がセカンドボールに集まりやすかったかもしれません。鹿島はジュニーニョ選手、遠藤選手が両サイドに開き、FWと同じラインに入っていたのでセカンドボールを拾うのはボランチに任されているような状態でした。わざわざ風下を選び、前掛かりに来る相手のDFラインの裏を突く狙いがあったのだとは思いますが、それが上手くできなかったのですから、サイドハーフの選手たちはもう少し臨機応変に戦うべきだったと思います。とはいえ、2列目の選手だけでなく攻撃の選手は全体的に、前から積極的にボールを追うような姿勢は見られませんでした。前が追わない、ボランチは数的不利となれば、相手の勢いがそのまま最終ラインにぶつけられるような感じになりますよね。あれではいい戦いができるわけがありません。後半から攻勢に出ると思われたのですが、相手に退場者が出たことで逆に一息ついてしまう形になってしまいました。ちょっと情けない試合だったと思います」

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