「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【対談】「13番を背負ってくれた中村選手が、なかなか出れていなくて寂しい気持ちがある」/ 田中滋 × 本田泰人 × GELマガ読者Y.Kさん〈前編〉(2013.11.16)

 残り3節となったJリーグ。強豪との激突を控える天皇杯。シーズンが進むにつれ総合力を増し優勝争いに食らいつく鹿島を、読者のみなさんはどのように見ているのだろうか。今回は、田中滋と本田泰人の対談に、急な呼びかけに応じてくれたGELマガ読者Y.Kさんに加わっていただき、田中、本田両氏にも読者の視点に立って鹿島を語ってもらった。

【参加読者プロフィール】
GELマガ読者 Y.Kさん(以下、Y.K)
1980年生まれ。会社員。ひたちなか市で育ち、Jリーグ開幕当初より鹿島アントラーズを応援し続ける鹿サポ。92〜97年まで在籍した内藤就行のいぶし銀な働きを高く評価している。

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Jリーグ逆転優勝と天皇杯制覇を成すために

Y.K「サポーターとしては、Jリーグはもちろん、天皇杯もなんとか獲ってもらいたい気持ちがあるのですが、広島に勝てるでしょうか? 代表に選ばれてしまったことで大迫選手が不在なのが不安なのですが(笑)」

本田「大迫がいなくても勝たなきゃいけないんだよ。みんな頑張るよ。鹿島はこれまでも、そういう時に戦ってきているんだから」

田中「本田さんが現役の頃は、鹿島はいまより強くて、すべてのタイトルが重要だったんじゃないですか?」

本田「そうだね。全部を獲りにいくのが当たり前だったから。とりあえずは先のことより次の試合に集中してそれに向かってどう戦うか。自分たちのパフォーマンスがどれだけできるか。スカウティングで相手を分析して対策を考えることは無かった。どれだけコンディションを80%以上にして戦えるかどうかに集中していた。それをおれらの時代のメンバーは統一できていた。コンディションだけ。コンディションさえ良ければ、相手がどこであれある程度の戦いはできるだろう、っていう自信があったから」

田中「なるほど。でも、試合ごとに相手は違うわけじゃないですか。相手のやってくることは変わってきますよね?」

本田「うん。システムとかね。でも本当に当時は細かいことは考えていなかったね。相手チームのポイントになるところっていうのは、大体おれがマークに付くところだったから、おれが潰さなければいけないのかな、っていうくらいで。ほかは自分たちがやってきたシステムや、自分たちのサッカーをどれだけ相手にぶつけられるか、ということに尽きるよね。通じるか、通じないか。そのなかで一番重要だったのはコンディションだったね。コンディションさえ良ければ勝つ自信はあった。

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