「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】田中「プラン通りに戦い勝利を手にすることはできたが、内容としては相手の方がずっと良かった」/Jリーグ第33節セレッソ大阪戦(2013.12.5)

——久々の出場となった岩政選手のパフォーマンスはいかがでしたか?
田中「とてもよかったです。すばらしいパフォーマンスだったと言って良いと思います。特に岩政選手の性格を考えると、良いプレーをするとノッていくタイプなので、セレッソは鹿島の1点目に繋がるCKからのヘディングをさせてしまってはダメですよね。あれは大迫選手の高い技術(密集した相手に囲まれながら、その足下を射貫くアイデアは素晴らしかったですね)から生まれた得点ではありましたが、最初に岩政選手がフリーで合わせたことが始まりでした。あのプレーを見たときに、正直言うと今日は勝ったかな、と思いました。岩政選手は土壇場で体を張れる強みがあります。1点は、柿谷選手の大迫選手に引けを取らない見事なシュートでやられてしまいましたが、その後は攻められながらも上手く守ることができていました。前半を1失点で終えられたことが、その後の勝負に大きく影響したと思います」

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