「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】“強豪・鹿島アントラーズ”を支えたシステムの崩壊 / 2013シーズンを振り返って〜VOL.2〜(2013.12.18)

前項では、今季を振り返り5位という最終順位が妥当なものだったと述べた。今回は、来季に向けてどういう課題が残されたのかを考えていきたい。

■ クラブとしての過渡期

 チームが世代交代の時期を迎えていることは、誰の目にも明らかだ。岩政大樹が後進に道を譲ったように、鹿島は新たな活力を必要としている。選手は、さらに代替わりしていくことになるだろう。しかし、昨今の状況を見ていると、これまでの方法論が通用しなくなってきているように思うのだ。チームが世代交代という過渡期を迎えているように、クラブのやり方も過渡期を迎えているように見える。

(残り 2017文字/全文: 2277文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ