「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレイヤーズファイル】監督の意図を感じ取り、それを表現するために一生懸命取り組む / FW19 豊川雄太(2014.1.16)

 トニーニョ・セレーゾの練習時間は長い。特に、試合のメンバーに入らなかった選手に対しては、2部練習がほとんどの日で行われてきた。1年間、その練習時間の積み重ねは相当なものになるだろう。

 ところが、練習はやればやるほどうまくなるというものでもない。練習の意図を汲み取り、意識を高く持ってやらなければ、単にこなすだけの練習になってしまう。時間だけが無為に過ぎ、技術的に向上することは期待できない。つまり、選手の取り組み方ひとつで練習の意味は変わってくる。選手を上手くするのは監督やコーチではなく選手自身。指導者ができるのは、彼らに環境を与え、気づきのきっかけを与えることだけだ。

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