「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】DFラインの”前”かボランチの”背後”か。試合展開を左右したポジションの取り合い/Jリーグ第18節 サンフレッチェ広島戦(2014.08.04)

「みんな覚えてないでしょ?1-1になった瞬間、『言われるな…』と思った。勝って良かったです。みんなに助けられた」

試合後、土居聖真がホッとした表情を浮かべる。前半17分、柴崎晃誠がプレゼントパスをくれ広島のGK増田卓也と1対1となりながら、そのビッグチャンスを決めきることができなかった。前半で2点目を決める最大のチャンスを逸した鹿島は、後半すぐに同点に追いつかれる嫌な流れ。その後、大量得点で5-1と大勝することに成功したが、2点目が決まるまでに時間がかかっていたら違った試合になっていたかもしれない。その意味で、ルイス・アルベルトの得点は試合展開をグッとたぐり寄せるゴールだった。

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