「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】補強とほぼ同義な”新戦力”な面々/Jリーグ第19節 名古屋グランパス戦(後編)(2014.08.13)

中断明けから5試合無敗というのは悪くない結果だ。ただ、鹿島にはACLも無ければナビスコ杯も無く、天皇杯さえ無い。必要とされているのはリーグ戦での連勝をとにかくできるかぎり伸ばすことだ。2つ続いた勝利を、どこまで続けられるかで今季の最終成績は大きく変わる。いまが歓喜と落胆の分岐点と言えるだろう。

勝ちきれない試合が続いた後で、勝利を手にできるようになったのは、チームの底上げができはじめたからだろう。特に、前半戦は戦力として計算できなかった選手たちが本来の力を発揮し始めて来た。ダヴィ、中村充孝、西大伍の覚醒は、チームをより攻撃的な姿へと変貌させている。

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