「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレイヤーズファイル】「これを逃せば今年はチャンスは無いと思っていた」/MF27梅鉢貴秀(2014.09.01)

前半の試合運びは、もしかしたら今季ベストと言っても差し支えないほどすばらしいものだった。西大伍の視野の広さと正確なクロスはもちろんのこと、それを走りながら受けた土居聖真のファーストタッチも美しく、あまりにパーフェクトな一連の流れは時が止まったようにさえ感じられた。相手のメンタリティにつけ込んだダヴィの追加点も文句なしのものであり、与えたダメージの大きさは計り知れなかった。

その流れを生んだのは梅鉢貴秀。

「梅鉢選手は前半は非常にすばらしいパフォーマンスでした」とトニーニョ・セレーゾ監督は絶賛。いつもは厳しいコメントを発する柴崎岳も「互いに良い関係ができたと思います。バチも久しぶりの試合だったけれどセカンドボールもよく拾えていたし、F東のすばらしい選手に対して良いプレーをしていた」と素直にそのパフォーマンスを賞賛した。

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