「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】「勇気」だけでは勝利に届かないのか/Jリーグ第30節 浦和レッズ戦(2014.10.29)

今季を占う大一番と位置づけた浦和戦は、残念ながら勝利することができなかった。残り4試合となり勝点差は7のまま。07年は勝点差8だったことを考えると可能性はありそうだし、浦和のサッカーも決して内容は良くなかったこと、練習量が少なすぎてシーズン終盤には必ず失速すること、頼みの興梠慎三が怪我を負ってしまったことなど、条件を並べると浦和が4連勝することはかなり難しいだろう。もう一波乱起きてもおかしくなさそうだ。

ただ、決して悪くなかった浦和戦をどう評価していいのか、じつは未だに迷っている。ElGolazo本紙には若い選手たちの勇気が足りなかったと書いたが、本当にそれで正しいのかがわからない。正しい、と書くと本質がぼやける。要は、勇気を持って戦えば勝てたのか、ということだ。

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