「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【セレーゾの逆襲】勝ち切れない若いチームに、足りないものはなにか/(2014.11.10)

12月6日のJ1第34節鳥栖戦を終えると今季の公式戦はすべて終了となる。天皇杯を敗退している鹿島にはかなり早いシーズンオフとなってしまった。そして、この時期になると騒がしくなるのが来季の体制と選手たちの去就。すでに強化部の方々と選手たちが連れだって会議室の方向に歩いていくのを何度か見かけた。さらに、他のクラブから選手を獲得するという噂も、スポーツ紙が報じている。今後はそうした光景や情報が増えていくことだろう。

来季も、トニーニョ・セレーゾ監督が続投することが濃厚だ。浦和戦が終わったあとの記者会見で、セレーゾ監督は「たぶん1位か2位か3位にならなければ、監督はクビになるでしょう」と語ったが、それはセレーゾ流のジョーク。笑顔を交えながらの言葉だったし、その会見後、鈴木満常務取締役強化部長も「そんなこと言ってたの?(笑)。ACLへの出場権は、監督を変える変えないに影響はない」と明言している。セレーゾ続投はほぼ間違いないだろう。

(残り 1573文字/全文: 1988文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ