「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレイヤーズファイル】「自分の調子が悪くても、チームのためにできることがある」/MF28土居聖真(2014.11.11)

優勝争いが佳境を迎えるなか、5試合で1勝2分2敗と勝負所で足踏みをしてしまった。目の前にあったチャンスを逃してしまった感も否めないが、昨季の中頃から試合に出続けてきた土居聖真はチームの成長を如実に感じ取っていた。
「前半が悪くても、『後半はこうしよう』とみんなが言うし、監督も言う。それで後半は驚くくらい良くなる試合もできるようになった」
まさに新潟戦はそうした試合だった。まったく手も足も出なかった前半から、後半に2得点して逆転勝利をおさめることができたことは、決していい内容ではなかったとしても勝利をもぎ取れる勝負強さに繋がる。内容は望むようなものではなかったかもしれないが、試合を戦う選手たちは手応えを感じていた。
「悪いときでも『ここは耐えるところ』と考えられるようになってきた。見てる人にはあまり感じられないかもしれないけれど、小さな積み重ねがある」

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