「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【セレーゾの覚悟】「11人目のフィールドプレイヤー」GKに求めるキック技術の高さ(2015.02.02)

 Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ大分戦では、序盤相手の大分が前からプレスをかけ、鹿島はチーム全体の動きが重かったことでGKへのバックパスが多い展開となった。GKへのバックパスと聞くとネガティブなイメージを抱く方も多いだろうが、トニーニョ・セレーゾは積極的にGKを利用することを奨励している。ビルドアップに詰まったら無理をせずGKに戻して攻撃を作り直すのだ。そのとき、GKがどういうキックをするかによって攻撃を継続できるか、押し込まれたままの展開になるのか大きく変わる。つまり、あまりクローズアップされて来なかったが、トニーニョ・セレーゾはGKのキック精度を求める監督なのだ。

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