【セレーゾの覚悟】「一発で飛び込まず我慢するディフェンス」から次のステップへ(2015.02.07)
「Para na frente(パラナフレンチ)!」
もしかしたら練習を指導するとき、トニーニョ・セレーゾが一番使うポルトガル語のフレーズはこれかもしれない。意味としては「相手の前に立て!」というものだ。
トニーニョ・セレーゾは相手に飛び込み一発でかわされることを嫌う。相手の前にしっかり立って縦のコースを塞ぎ、ドリブルの選択肢を消してパスを出させる。そこを狙ってボールを奪うというのが主なやり方だった。しかし、それは初期段階に大きな誤解を生むことになる。
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