「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】今季公式戦初勝利でチームに戻ったいくつもの笑顔/明治安田生命J1リーグ1stステージ第4節 サガン鳥栖戦(2015.04.04)

 鳥栖戦の前日、トニーニョ・セレーゾは2つのことを選手に訴えかけていた。1つは「プロなんだから結果を残さなければならない」という話。もう1つは「1点取った後に必ずビッグチャンスがある。相手が気落ちしたところで畳みかけられるかどうか」。この2つの指摘を、選手たちは見事に実行し結果に結びつけた。

 試合の始まりは最悪の形だった。全員が揃った前日練習で多くの時間を割いてセットプレー対策を重ねたにもかかわらず、試合開始からわずか7分で、またもやセットプレーから失点してしまった。カシマスタジアムは重苦しい空気に包まれる。前半はあまり大きなチャンスをつくれないまま終了した。

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