「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレビュー】育成から熟成へ。1stステージでの課題に取り組んだ1週間/明治安田生命J1リーグ2ndステージ第1節 アルビレックス新潟戦(2015.07.10)

 つかの間の中断を経てセカンドステージが始まる。しかし、肝心かなめの柴崎岳がピッチに立つことは難しいだろう。練習ではボールを蹴り始めているが、その様子はいかにもおっかなびっくり。痛みは消えたそうだが、MRIでの検査に進展はなく、骨折の危険性をはらんだままの状態だ。怪我を恐れる気持ちは軸足を踏み込む強さに影響を及ぼし、普段なら機械のように正確に飛んでいくはずのパスが左右に大きくぶれていく。まるで、いまの彼の気持ちをそのまま表しているかのようだった。

 

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