「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コラム】順天堂大学との練習試合で見えた鹿島が抱える大きな問題点(2015.08.19)

 17日、順天堂大学との練習試合が行われ1-0で鹿島が勝利した。スコアは最少得点差だったかもしれないが、本山雅志、大橋尚志、鈴木優磨がポストやバーに嫌われたことを考えると、悪くない内容だったと言えるだろう。なにしろ、トニーニョ・セレーゾ最後の時期は練習試合(正しくはストップゲーム)の内容が悪すぎた。それに比べれば雲泥の差があったと言えるだろう。

 とはいえ、課題がなかったわけではない。見え隠れした問題は、出場した控えメンバーが抱えるものではなく、トップチームを含めた鹿島全体に通底するものだった。再び直面した大きな問題。それを克服しない限り鹿島に明るい未来はない。

 

(残り 1409文字/全文: 1691文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ