【レビュー】完璧な前半から一転、薄氷を踏む勝利に/Jリーグヤマザキナビスコカップ準決勝第1戦 ヴィッセル神戸戦(2015.10.07)
前半の内容はすばらしかったものの、最後は薄氷を踏む勝利となってしまった。ただ、2-1とアウェイで勝利することができたことは、決勝進出に大きな弾みとなるだろう。
前半に決まった二つのゴールはいずれもすばらしい得点だった。
1点目は山村和也。金崎夢生の強烈なミドルシュートを防がれたあと、相手が攻撃に移るところで山本脩斗がパスカット。一度、金崎に預けたあとに、再びボールを受け取った山本が深い位置まで切り返すと、攻撃に移ろうとしていた神戸は守備の対応が遅れる。山本の折り返しこそ跳ね返したものの、バイタルエリアには大きなスペースが広がった。そのリフレクションにいち早く反応した山村和也が思い切って右足を振り抜くと、地を這うシュートがゴール左に決まった。
(残り 1268文字/全文: 1596文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ