【プレイヤーズファイル】MF27梅鉢貴秀/自分の強みを生かすのか、それとも弱みを消すのか。人生の岐路に立つ梅鉢貴秀(2015.11.24 )
プロ5年目の今シーズンも大きな飛躍を遂げたとは言い難い1年だった。リーグ戦での出場試合数は8試合。そのうち先発が7試合だったことを考えると、トニーニョ・セレーゾが梅鉢にどういう期待を抱いていたのかよくわかる。しかし、監督が石井正忠に代わると状況は変化した。ベンチ入りこそ3試合あったものの出場試合数は0。監督交代を機に、大きく様変わりした1年だった。
出場した8試合での成績は、そこまで悪くない数字を残している。3勝2敗3分と勝点12を獲得することに貢献した。アウェイが5試合だったことを考えるまずまずと言えるだろう。ただし、対戦相手を見ると到底満足できる数字ではない。開幕戦の清水に始まり、名古屋、鳥栖、新潟、柏、仙台、甲府、山形といずれも下位のチームばかり。そうした相手に勝点を稼げなかったことが、1stステージの不振に繋がり、最終的には今季のチャンピオンシップ出場を逃すことにも繋がった。絶対に勝たなければならない試合が続いた2ndステージで、石井正忠が起用しなかった理由も十分に理解できるだろう。
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