「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【特別コラム】クラブが残留を最優先に考える3人の選手とは?/2016チーム編成・連載第3回(2015.12.01)

 これからオフシーズンに入ると、今度は来季に向けた補強が少しずつ明らかになってくる。今季の戦いを見る限り、チームの質はある程度のところまで高まり、戦い方も定まってきた。そこに+αで戦力を加えることができれば、楽しみなチームが完成する。鹿島から離れる選手がいることは寂しさを誘うが、誰が鹿島に来てくれるのか夢想することはこの時期にだけ許された楽しい時間だ。どんな選手が鹿島に合うのかさまざまなシミュレーションに興じたい。

  しかし、補強が穴埋めではなく+αとするためには、現有戦力の流出阻止が不可欠だ。チームの形が変わってしまうような移籍が起きてしまっては、来季のスタートも0からとはいかないまでも、今季で積み上げたものが減退したところから始まる可能性もある。新たな選手を獲得することも重要だが、その効果を最大限にするためにもチームの形を留めておきたい。

 

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