「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「勝点も昨季サンフレッチェ広島さんが積み重ねた74点を上まわりたい」/1stステージ第17節福岡戦(2016.06.26)

■石井正忠監督

まずは31千人近くの方が、今日、スタジアムに来ていただきました。テレビの前で声援を送ってくださった方もたくさんいると思いますが、まずはこの会場に来て選手を後押ししてくれたサポーターの皆さんに感謝を述べたいと思います。

試合の展開ですけども、まずは相手の強みである前線のロングボールへの対応は前半からできていたというのと、攻撃部分で言うと少し落ち着いて相手陣でボールを運べなかった。その部分は反省した部分でした。今回、青木選手とジネイ選手がチームを離れることになりましたが、2点リードしたなかで、最後はその2人を入れることができたのは、本当に選手の頑張りがあったからだと思います。そういう理想的な形ができたのは、本当に選手たちの頑張りに感謝したいと思います。すばらしい試合だったと思います。

 

――選手としても監督としてもステージ優勝となりました

それについて僕はそんなに価値はないかなと思っています。クラブに対して少しの貢献にはなったと思いますが、そんなに意識せず、まずは勝点3を取ってステージ優勝することだけしか考えてませんでした。自分自身のことはまったく考えていませんでした。

 

――1stステージで活躍した選手を一人あえて挙げるなら?

それぞれの節でいろんな選手が活躍してくれてるんですけども、でも、誰か一人ということではなく、チームの結束力、チームの総合力だと思っています。

 

――2点目は監督にとって理想的なゴールだと思いますが?

僕もいま、はっきりは覚えてないんですけど、いままでやってきた積み重ねが試合に出るというのは、選手がつねに意識してるからだと思いますし、本当はもっともっと前からプレッシャーをかけて、もっと相手を圧倒するような戦いをしたかったです。今日はできなかったですけど、そうやって攻守の切り替えの部分がゲームに出て、それが得点に繋がったというのは日々の選手の意識の高さだと思います。

 

――2ndステージへの意気込みをお願いします。

1stステージを優勝して、チャンピオンシップに出場する権利を得ることができましたけど、まだシーズンは終わってませんし、2ndステージに向けてはこれ以上の得点、失点もさらに減らしていきたいですし、勝点も昨季、サンフレッチェ広島さんが積み重ねた74点を上まわりたいと思います。1stステージは3引き分けと2敗してますが、それを勝ちに繋げたいと思っています。1stステージよりもさらにいい成績を残したいと思います。

 

――昨季のJリーグカップの優勝をベースにしてと仰ってましたが、柏戦でつまづいた部分はありましたが最後6連勝しました。チーム力が上がっている実感はありますか?

それはあると思います。昨年よりもさらにチーム力はアップしてると思いますし、試合数も多く出てる選手だけでなく、全体のレベルも確実に上がってると思います。なので、それを今後も続けていきたいと思います。

 

 

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