「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コメント】MF20三竿健斗「すべてが経験になると思うんで、目標をブラさずにやるだけかな」/天皇杯2回戦富山戦(2016.09.06)

 公式戦では、6月5日のJリーグヤマザキナビスコ杯グループA大宮戦以来の出場だった三竿健斗。ファン・ソッコに代わりCBでの出場だった。

 このところ、全体練習が終わると決めってといいほど、羽田憲司コーチにロングボールを蹴ってもらう三竿の姿が見られる。ロングボールをヘディングで弾き返す単純な練習だが、落下点に入るのが遅れたり、深く入りすぎて頭の上を越えそうになるボールを手で掴んだり、跳ね返す力はまだまだ発展途上であることをうかがわせた。

 しかし、自分の課題克服のために時間を使っていることは明らか。永木亮太のトレーニングに参加したり、柴崎岳が負傷しているときにもポジションをがっついて取りにいくというよりは、先を見据えて練習に取り組む姿が印象的だった。

 その三竿が久しぶりに公式戦に出場した。どういう気持ちで日々のトレーニングに取り組んでいるのか聞いた。

 

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