「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コラム】2016年シーズン総括~選手編:DF17ブエノ~(2017.01.15)

 ハードなタックルと、どんなときでも火が出るほどの全力でプレー。ブエノほど相手FWに“こいつはヤバイ”と思わせるCBはいないかもしれない。

 ハイライトは、やはり1stステージ第13節の名古屋戦だろう。植田直通とファン・ソッコを欠いた鹿島はブエノを先発させる。そこで見せた“絶対にゴールを守る”という強い意志は永井謙佑の速さに負けず、フリーのシュートチャンスを猛然としたダッシュとスライディングで防ぐなど、神がかり的なプレーを見せた。

 あの勝利がなければ1stステージも優勝できていなかった。925日の新潟戦で先発したのを最後に、シーズン終盤にかけてブエノが活躍する機会はなくなってしまったが、間違いなくブエノもタイトルに貢献した選手だった。

 

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