【レビュー】悲しい敗戦/明治安田生命J1リーグ第11節 ヴィッセル神戸戦(2017.05.15)
なかなかに厳しい現実を突きつけられた敗戦だった。
10分にオウンゴールで失点すると、14分にはショートカウンターから渡邉千真の巧みな動きでヘディングシュートを決められる最悪の展開。2年目の町田浩樹がリーグ戦初出場初先発という機会を得て、その町田がマークする渡邉にゴールを決められてしまったのは確かに痛かった。しかし、この敗戦は町田だけの責任ではないだろう。鹿島対策をしっかり取ってきた相手に強いプレッシャーをかけられると手も足も出なくなってしまい、相手に主導権を握られるのは第8節のジュビロ磐田戦とまったく同じ展開。しかも、負傷中だった植田直通に続き、遠藤康が肉離れ、レオ・シルバが半月板か靱帯を痛めた可能性もあり、主力に相次いで怪我人が出てしまった。最悪の結果と言っても過言ではないだろう。
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