「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【プレビュー】前線の4人でゴールをこじ開けろ!/明治安田生命J1リーグ第12節 川崎フロンターレ神戸戦(2017.05.18)

 勝点212位に2ポイントのリードを奪っていた前節から一転、現在鹿島の順位は4位だ。上から勝点22で浦和とG大阪が並び、勝点21に柏と鹿島が続く。さらに勝点19FC東京、C大阪、川崎F、ヴィッセル神戸が控えている。浦和のブレーキもあって上位陣は予想に反して大混戦。ACLと並行してリーグ戦を戦うことはやはり難しく、一つの試合で順位は大きく変わってしまう状況だ。

 時期としてもいまが一番つらい。連戦の疲労が溜まるだけでなく、前節の神戸戦が14:03キックオフだったことからもわかるとおり、5月までは日差しが照りつける時間帯での試合が多い。「夏場になれば夜のキックオフになるので、いまが一番暑いです」(伊東幸敏)と選手が言うのも納得だ。幸い前節は18.4℃と20℃を超える気温とはならなかったが、前々節の浦和戦では22.2℃のなかでの戦いだった。

 その意味では、金曜開催ということもあって19時キックオフなのはありがたい。対戦相手である川崎Fの前節のトラッキングデータを見ても鹿島の194回に比べるとずいぶん少ない152回。ただし、気温は24.2℃とかなり暑く、賢く戦うことで磐田を2-0で下したことがよくわかる。

 

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