「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【練習レポート】広州恒大戦に向けて出発(2017.05.21)

 スパイクを履いてピッチに出てきた植田直通はニヤリとしながら言った。

 「できる!」

 川崎F戦の前々日に行われた紅白戦で足を痛めた安部裕葵、そして塙フィジオセラピストと一緒に調整を行い、ボールも蹴っていた。しかし、今回の遠征のメンバーからは外れることになった。この試合を目処に続けてきた調整は間に合わなかった。

 さらに、試合翌日のリカバリーに西大伍が姿を現さない。不思議に思っていたところ「ちょっと難しいと思う」という意表を突く言葉が飛び出した。もともと調整しながら練習参加していたが、どこか痛めながらやっていたわけではなく川崎F戦のなかで痛めた箇所があったそうだ。

「試合に出るために頑張っている選手もいる」

 そう言ってこれまでチャンスの少なかった選手に試合を託していた。

 

(残り 423文字/全文: 759文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ