「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「後半は少し発破をかけて送り出しました」/天皇杯2回戦 FCマルヤス岡崎(2017.06.21)

■大岩剛監督

初戦という難しさを痛感したゲームでした。あとは、相手のマルヤスさんがすばらしいサッカーを前半の立ち上がりからアグレッシブにやってきたので、それに選手が少し面食らったというか、そういう消極的なプレーに終始してしまった前半だったので、後半は少し発破をかけて送り出しました。途中交代で出た選手たちが非常にアグレッシブな戦いをしてくれて、それに見合うパフォーマンスと結果を出してくれたので、そういうところは評価したいと思います。

 

――金森選手が移籍後初得点、安部選手がプロ初得点を決めました。このゴールをどう生かして欲しいでしょうか?

ゴールだけじゃなくて、それ以外のプレーを彼らは積極的にアグレッシブに勇気を持ってやってくれてたので、その見返りがああいう形で出たと思うので、彼たちにはすごく自信になるプレーないようだったと思いますし、すごく評価しています。

 

――安部選手が全得点に絡む活躍を見せましたが、この試合までの課程をどうご覧になっていたか教えて下さい

彼の場合は能力もありますし、ただU19の遠征であったり、チームを離れることが多かったので、そういう部分ではなかなかゲームに関われない時期が多かったなかで、彼の技術的な部分とか、創造性の部分とかを一番よく発揮できるポジションも含めて、どういう状態がいいのかというのを僕自身も見極めていた時期でしたし、彼の能力をいかに100%出してあげるかというのをすごく考えさせられた時期でした。ただ、彼のパフォーマンスに驚きはないですし、今後も彼が満足することなくやり続けてくれれば、必然的にゲームに絡んでいくのではないかと感じています。

 

 

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