【レビュー】味方の特徴を踏まえた守備、気を利かせた守備が求められる/明治安田生命J1リーグ第26節 アルビレックス新潟戦(2017.09.18)
オズワルド・オリヴェイラの3連覇チームはかなり完成されたチームだったが、大岩剛率いるいまの鹿島はまだまだ伸び代がありそうだ。新潟戦は前半の入りが悪く、2点のビハインドを背負う展開となった。
19分にはドウグラス・タンキに、そして45分にはホニに、それぞれ左サイドからのクロスを沈められた。首位のチームが最もやってはいけない点の取られ方だ。
各々の選手が守るべきポジションから守備をスタートできたとき、そう簡単に崩されるものではない。しかし、1失点目も2失点目も守備が混乱したスキを突かれたものだった。守備陣形が崩れたときにすばやく対応できるかがチームの守備力に直結するわけだが、3試合連続無失点を続けているチームとは思えないほどお粗末な守備だった。後半、レアンドロのハットトリックで4-2の勝利を挙げたが、決して褒められた内容ではない。
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