「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コラム】成果を上げた下部組織改革は次のステップへ(2017.09.26)

 14試合を終えて勝点234位。653敗という成績で、今季も鹿島アントラーズユースは高円宮杯プレミアリーグでまずまずの位置に付けている。1位の清水が勝点302位の青森山田、3位のFC東京が勝点29であることを考えると、上位陣からは少し離されているがそれでも手堅く勝点を重ねる戦いができている。プレミアリーグ創設2年目から参戦し、6シーズン目を数える今季も熊谷浩二監督が「まずは残留」と言っていた目標を達成することはまず間違いないだろう。

 2011年にブラジルからキッカを監督に招いて始まった下部組織の改革も、毎年安定した成果を得るところまで来た。それを受け、改革は第2期へ移行することとなりそうだ。

 具体的には、「鹿島アントラーズ技術委員会」が立ち上がり、トップからジュニアまで一貫したサッカー哲学の下、下部組織の選手たちが育成されていくことになる。

 

(残り 936文字/全文: 1313文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ