「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【練習レポート】密度の濃い、メリハリのある紅白戦(2017.10.12)

 小笠原満男がレオ・シルバに猛然と襲いかかる。さらにレアンドロも押し倒してボールを奪い取る。キャプテンがいきなり見せた姿勢が基準となり、そこここで激しいぶつかり合いが生まれた。抜け出そうとするペドロ・ジュニオールを安部裕葵が粘り強く追いかけ、今度はペドロがレアンドロの背後から間合いを詰めてボールに寄せる。激しい応酬の連続に緊迫した空気が流れたが、誰かが声を荒げたり無用なファウルが連続するようなことはなかった。

「ゴールも決まったし、密度の濃い紅白戦だった。メリハリがあった」

 鈴木満常務取締役も、手応えを感じた様子だった。

 

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