2017年11月11日 23時56分　
カテゴリ： コラム • 田中滋
タグ : ソニー仙台 • 大岩剛 • 柏レイソル • 水戸ホーリーホック

今週から練習を再開している鹿島は、26日の柏レイソル戦まで試合がない。約3週間ほどの空白期間をどのように過ごすかは、あと2試合に迫っている今季リーグ戦最終節までにリーグ連覇という大きな目標を達成できるかどうか、とても重要なファクターだ。3週間はかなり長い。札幌、浦和と悪くない試合が続いていただけに、余計にここで長期のインターバルが挟まることは痛い。

FIFAが定めるインターナショナルマッチデーのため、ここでリーグが中断されるのはやむを得ないのだが、盛り上がってきたリーグ戦終盤の優勝争いが、試合内容意外の要素で水を差されるのはJリーグにとっても歓迎すべきことではないだろう。秋春制への移行は現実的でないにしろ、天皇杯を含めた日程の作り方はどうにかしなければならない課題だ。

とはいえ、クラブは定められた日程のなかで結果を出すことが求められる。日程についても強化担当者会議などで定めているため、いまさらこの日程に不満を唱えることもできない。粛々と来るべき柏戦への準備を進めるだけだ。

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