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大岩剛監督「経験不足を痛感しております」/明治安田生命J1リーグ第34節 ジュビロ磐田戦★無料記事★

■大岩剛監督

悔しい気持ち、残念な気持ちで一杯です。ヤマハスタジアムまで来て下さったサポーターのみなさんには非常に感謝しています。勝利を届けられなくて非常に責任を感じていますし、この悔しさを次に繋げようと選手には話しました。選手は非常によく頑張ってくれて、戦ってくれて、ほんとに私の経験不足というか、彼らに勝たせてあげられなかった、僕の経験不足を痛感しております。

 

――西選手が途中で負傷交代しました。交代枠を1枚使ったことはその後のゲームプランに影響しましたか?

当然、彼は我々のキープレイヤーですし、彼の負傷というのは非常に痛かったのは確かなんですけど、そのあと伊東にしろ他の選手にしろ戦ってくれて、ジュビロさんの圧力に下がらずやってくれたことも評価していますし、後半はアグレッシブにやってくれていた。痛かったのは確かですけど、選手たちはよくやってくれたと思います。

 

――川崎の状況をどのように把握して、それを選手たちにはどのように伝え、戦術にどんな影響を及ぼしたのでしょうか?

いや、情報は入れてないですし、選手たちにはまったく伝えていません。まったく影響はなかったです。

 

――シーズン途中で監督に就任し一歩届かなかった。経験不足と仰っていますが難しかったのでは?

いまは少し冷静になっていろいろ考えられないんですけど、僕が就任して攻守共にアグレッシブにやっていこうという話をして、選手たちは勢いを持ってやってくれましたし、得点数にも表れていましたし、選手自身も自信を持ってやっていただろうと思います。そういうところが最後の2試合でなかなかうまく力を出させてあげられなかったことが、僕の力の無さを感じるところです。これは誰を起用しようがやっぱりチームとして戦っていく上でゲームプランしかり、コンビネーションの構築しかり、そういうものはすべて自分が責任を負うところなので、もっともっとバリエーションだったり選手起用によって変化を与えたり、得点に向かっていける形をたくさんつくってあげられなかったのかな、と感じています。

 

 

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