「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

鹿島に似て非なるもの/【レビュー】明治安田生命J1リーグ第34節 ジュビロ磐田戦

 植田直通のクリアが前線を転々とすると村上伸次主審がホイッスルを吹いた。へたり込む昌子源。力を尽くした三竿健斗は号泣して立ち上がれない。中村俊輔が肩を方を叩き、レオ・シルバが抱きかかえることでようやく三竿は列に並ぶことができた。やるせない空気が流れる。今回も1点が遠かった。

  [3-4-2-1]の磐田は前半から積極的に仕掛けてきた。山本脩斗と西大伍の背後を積極的に突いてきた。さらに、シャドーに入った中村俊輔をレオか三竿が捕まえるため、川辺駿かムサエフがフリーになる。序盤は磐田がいい形で試合に入った。

 

(残り 2160文字/全文: 2411文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ