「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

狙うのは昌子・植田とポジションが争えるCB/【チーム編成】

 移籍市場から次々とCBが消えていく。増嶋竜也、パク・ジョンス、金正也と前回紹介した選手たちの移籍先が続々と報じられている。増嶋は千葉、パクは柏、金は仙台となるようだ。

 柏は良い補強をしたのではないか。足下がしっかりしているパクは、中谷進之介、中山雄太の2枚看板のどちらかを欠いても同じ(攻撃の)クオリティが維持できる。後ろからパスを繋いでいくチームコンセプトにも合った選手の補強だ。

 ただ、柏の例を見てもわかる通り、優秀な若手CBが揃っているクラブでは増嶋のような貴重なベテラン選手は他クラブに出て行く選択し、新たに日本人選手を獲得するのは難しい。ディエゴ・オリヴェイラを放出し外国人枠に余裕ができたためパクを獲得できたが、鹿島にはその余裕が無い。

 注目されるのは、すでにオファーを出している清水の犬飼智也の動向だ。

 

(残り 478文字/全文: 839文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ