「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

GK1クォン・スンテ/下馬評どおりのパフォーマンスとイメージとは違う繊細さ:【コラム】2017年シーズン総括~選手編

もしかしたら彼らより活躍したGKかいるかもしれないが、クォン・スンテと曽ヶ端準の正GK争いは間違いなく屈指のレベルだった。しかも、スンテが年長者である曽ヶ端をつねに立てる振る舞いを見せたため、鹿島GKチームが元来持つ一体感が失われず、むしろスンテの明るさのおかげで、より強固な結びつきを感じさせた。

2018年シーズンも二人の争いは続くが、クォン・スンテの活躍がなければ前半戦の厳しい日程を勝ち抜くことは難しいだろう。昨季以上のハイパフォーマンスに期待がかかる。

 

(残り 1120文字/全文: 1356文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ