落ち着いた試合運びを見せ敵地で勝点3を奪取／【レビュー】AFCチャンピオンズリーグ2018 水原三星戦

すばらしい勝利だ。

水原三星自体は決して難しい対戦相手ではなかった。怖いデヤン・ダムヤノビッチも周囲と連携が取れておらず、昌子源によると欲しいタイミングでパスが出ずイラついていたようだ。他の外国人選手たちのレベルは驚くものでもなく、韓国人選手の質も数人をケアすればよかった。

それでも試合を難しくしたのは強烈にアウェイを感じさせる環境があったからだ。長く全北現代でプレーしてきたクォン・スンテでさえ「こんなに凍っているのは初めて」と驚くピッチ。スンテのキックは不安定だったが、それもスパイクが全く刺さらず、滑るのを防ぐためにほとんど助走をつけずに蹴らなければならなかった。

そのなかで守備の集中力を途切れさせず、チャンスを逃さず得点を重ねる。理想通りの展開で勝点3を奪取した。

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