「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

主力組が準備を怠ったダメージの大きい敗戦/【レビュー】明治安田生命J1リーグ第3節 サンフレッチェ広島戦

広島は”普通のチーム”だった。

それはたいしたことがないチーム、という意味ではない。当たり前のことを当たり前にやれるグッドチームという意味だ。

今季対戦した相手のなかでは最も質が高かっただろう。上海申花、水原三星、清水エスパルス、ガンバ大阪、シドニーFCはいずれも穴が存在していた。しかし、広島は違う。[4-4-2]の守備組織はかなり整備されており簡単にスペースを与えてくれない。しかも、パトリックとティーラシンの2トップは献身的な守備でこちらのボランチやCBにプレッシャーをかけ、ボールを奪えばすばやい切り替えで速攻に移る。起点となるティーラシンはやわらかく、川辺駿はつねに小笠原の背後にポジションを取って、彼がボールに寄せたあとにパスを受けることを狙っていた。運動量が多く、機を見れば勢いよく前線に飛び出してくる稲垣祥は、良いときの永木亮太のよう。対戦相手としては非常に厄介だった。

正直言って、シドニーからの中2日というタイミングで対戦したくない相手だった。

 

 

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